会社を辞めるということ | 第二の人生へ「はじめの一歩」

会社を辞めるということ

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先日、前の会社の同期のひとりがタイへ駐在になるとのことだったので送別会に呼ばれた。
関東地区にいる同期のみだったが、駐在になる人、結婚する人、そして離婚した人。
駐在、結婚はまあいい。
離婚もまあいいか。でもそいつは今休職しているらしい。決して離婚が理由ではないと言っているが(ちょっとはそうだと思うけど)、他の人に聞くとどうやら職場環境、仕事量の問題らしい。離婚もそれが原因か?
1:00まで仕事をして翌朝8:00には出勤の毎日だったとのこと。精神的に凹み鬱状態になったらしい。本人はもう大丈夫と言っているが医者がOKを出さないらしい。上司も医者と話す機会をもったそうな。でも飲みに来てるんだから大丈夫だと思うんだけどなぁ。
私の職場も数ヶ月そのような状態が続いた。人間関係は最高だった。福利厚生も文句ない。ただ5年10年先もこのような生活になるのか?
子供に「おじさん、お帰り」と言われ、だっこすると泣かれることが目に浮かんだ。
それより自分の身体が心配になった。健康じゃないと何にもできない。身体を壊してまで仕事をする必要がないと考えた。幸運にも愛しい妻は数度の転職を経験をしている。朝4:00に帰宅し8:00に出社、徹夜の日々が数ヶ月続いたある日、

「なんで辞めないの?」

と妻に言われたことがある。
その言葉がなかったら今どうなっていることやら。
王子のためにも、「健康で、イキイキしたカッコいいお父さんになるために」私は会社を辞めることを決意した。ただ、会社が辛かったのが一番の理由じゃない、「やりたいことがあったら、そして今回の経験が良いきっかけになったから」辞めたのだ。
前の会社の人たちとは今でも仲良くしてもらっている。人間関係は辞めても続くのだ。

息子よ、私はカッコいいか?もう少し時間をくれ!